日々の徒然

ごはんと旅と、本と犬と。現在バンコク在住。

映画鑑賞のすすめ

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言葉が分からないから映画も観れない。

…そんなことなかった。

タイ語も英語も分からなくても、日本映画がかかる時に観に行けばいいのだ。

念のためオリジナルサウンドトラックかどうかは気にしなきゃいけないけど(吹替だと…( ´_ゝ`)うん。ね。。意味ない…)、画面下にタイ語/英語の字幕が付くだけでちゃんと観られます。

 

なんとなーく気が向いたときに映画館サイトをチェック。といっても、自分はこのふたつだけ。

・ SFシネマ(terminal21・centralworldなど)

หน้าแรก | SF Cinema City

・ MAJOR(エムクオーティエ・パラゴンなど)

หน้าหลัก Homepage Major Cineplex รอบฉาย รอบหนัง จองตั๋วหนัง เรื่องย่อหนัง เช็ครอบหนัง ดูหนัง ตัวอย่างหนัง ภาพยนตร์ โรงหนัง หนังใหม่ หนังใหม่เข้าโรง

 

自分は、この中から日本映画ぽいのを探しだすのが地味に苦手だったり。タイトルも英訳されてると、すぐには分からなかったりするし。

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まだterminal21とエムクオーティエしか行ったことはないけど、両方機械でチケットは買えるし言葉の心配もなし。

 

その2ヶ所はだけど、日本と違って館外の飲み物の持ち込みも何も言われないので、ゴージャスにスタバのほうじ茶ラテ(ホット)持ってったり、お手軽なフードコートのタイティー(ホット)持ってったり。

あと忘れなければ大判ストール。映画館寒すぎる…。さぶいぼ全開でいつも観てる。

伊坂幸太郎『AX』角川書店

家庭での暮らしと殺人稼業。
どちらにも非日常性や優位性を感じることなく並列で続いていく日々。読み進めるとそれは、とても新鮮な気持ちですとんと自分の中に落ちてくる。これまでの自分の価値観を、ものともしない文章に乗せて。

 

守るべきものはなにか。一番大切なものはなにか。
方法ではなくその一点のみに強く心を揺さぶられる物語に、自分の家族、守るべきものの存在を思い出さずにはいられなかった。

 

伊坂幸太郎『AX』角川書店

978-4-04-105946-3

www.kadokawa.co.jp

門井慶喜『新選組の料理人』光文社

常識も背景も今とは違う、歴史の中のこと。

その舞台にあっても難しく引っ掛かりを覚えることもなく、すんなり自分の中に、物語が染み込んでくる。


家族への思い。進む道への迷い。現代人の私たちと同じ感情は、当たり前だけれど彼らも持っていたのだということを深く感じられる一冊でした。 

#新選組の料理人 #NetGalleyJP

 

 

門井慶喜『新選組の料理人』光文社

 978-4-334-91222-2 

https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334912222

紅茶の頼み方

タイ語を学びはじめだったころの話。
タイ航空の機内でドリンクサービス中のフライトアテンダントさんに紅茶を頼みたかったのです。
フライトアテンダントだから英語も分かるんだけど、そこはタイ航空だしタイ語で言ってみたかったわたし。

 

~お願いします = “Koo”コー
お茶 = “Chaa”チャー

なので、“koo Chaa (kha)”(kha(カー)は女性語で丁寧な言い方)
でいいのだけど、
直前で“Chaa”だとタイ紅茶(いわゆる紅茶とは別物)になっちゃうのでは!?と思い、混乱をきたした結果
“koo TEA(英語)”と。
コーティー、、と。。

「コーヒー?OK、砂糖とミルクはいる?」みたいになるフライトアテンダントさんに、必死にティー!ティー!!とお願いしたものでした…。

 

タイで紅茶を頼みたいときは、日本語で「こうちゃぁー」と言うほうが、多分タイ語的に通じるかと思われます。。

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朝井リョウ『ままならないから私とあなた』文藝春秋

そこで!そこで終わるの!?
ままならない突然の幕切れ。けれどその先は、それぞれの胸のうちに、ということなんだろう。

 

雪子と薫、どちらも痛いほどにまっすぐで強くて純粋で、なのにどうしてこんなにも別の場所にたどり着いてしまうのか。
どちらも間違っていない。ふたりのどちらの理論もわたし自身の中には存在していて、おそらくわたしの他、同年代の大多数の中にもその理論はあって、それが苦しく、刺のように姿を変えて、読み進めるほどに襲いかかってくるようだった。

 

朝井リョウ『ままならないから私とあなた』文藝春秋

978-4-16-390434-4

books.bunshun.jp

 

ライチの季節

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ライチの季節がやってきました。
やって来た、らしいですよ。4~6月とのこと。

どこでもかしこでも、という訳ではないけど、エムクォーティエのグルメマーケットはレジ前フェア台(?)に置きはじめました。生ライチ。
元々ライチは大好きだけど、日本で食べられるライチは全て冷凍物らしく、タイでも旬の今しか生ライチは食べられない!!
去年はいつもあるものと思って油断してたら7月初旬で全く買えなくなってしまって、あとはライチ缶詰で自分をごまかしていたものです。。
ライチ缶、、日本でも買えるじゃん…。

ということで、この時期マンゴーも旬だけど、
どっちかっていうと断然ライチ贔屓でお買い物に向かおうと思います。
グルメマーケット、一袋約1kgでしか売ってなくて小売りがないから逡巡するけど(多い&その分マンゴーに比べてお値段もする)、どうしても食べきれなければ皮剥いて種取って冷凍しちゃうのも、やってみたらおいしかった。
少ーし溶かしてお風呂上がりに食べるのが毎日の楽しみ(*´∀`)

エスカレーター

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ショッピングモールにも駅にも、エスカレーターバンコクにも数多く設置されている。

メーカーも様々。

乗るところに何も書いてないのもあれば、シュナイダー、OTIS…そして日立、三菱。

日本メーカーだとやっぱりちょっとほっとする。

 

というのも、駅のエスカレーターが突然底が抜けたとかそういうニュースを、少なくない数で聞くからだ。

その階段部分が抜け落ちたエスカレーターがどこメーカーだったかは知らないけれど、なんかやっぱり日本製は大丈夫な気がしてしまう。まあ点検や整備の問題はあるけど。

 

そしてエスカレーターに限らないけれど、日本に比べて利用者の自己責任が問われ過ぎているエスカレーターもままある。

ちょっと身を乗り出したら何フロアも落ちてしまうような開放的な吹き抜けのエスカレーターなんかもそのひとつ。

terminal21の吹き抜けのエスカレーターは、最初に乗ったときはすごーい!といい気分だったけど、これ子供連れのお母さんとかはドキドキするんだろうなあとか。

でも事故の話も聞かないし(知らないだけかもしれないけど)、日本のように過保護なくらい注意喚起の放送流してるよりはこの方が自分で気をつけるからいいような気もする。