朝倉かすみ『平場の月』光文社
押し寄せてくる、激流ではなくそっと静かにあたたかいものに浸されていくような暮らし。
恋人でも友人でも夫婦でもどの言葉にも当てはまらない、けれど心や、自身のすべてに寄り添ってくるひとりの存在は、真っ白な無音の幸せのように感じた。
美しくもときめきもないけれど、この本そのものが等身大の光のようだった。
朝倉かすみ『平場の月』光文社
978-4-334-91256-7
押し寄せてくる、激流ではなくそっと静かにあたたかいものに浸されていくような暮らし。
恋人でも友人でも夫婦でもどの言葉にも当てはまらない、けれど心や、自身のすべてに寄り添ってくるひとりの存在は、真っ白な無音の幸せのように感じた。
美しくもときめきもないけれど、この本そのものが等身大の光のようだった。
朝倉かすみ『平場の月』光文社
978-4-334-91256-7